【開催報告】 「何のために生きるか」の目的意識から逆算する人生のロードマップ|大分支部会(2026年9月6日)
2026年9月6日、ビジネス行動管理大学「UBM」の全国支部会を開催しました。
UBM支部会とは、全国各地に拠点を置くUBMメンバーがリアルの場に集まり、共に学び、実践を報告し合う「研鑽と交流の場」です。UBM会員・非会員を問わず、どなたでも無料で参加いただけるオープンなコミュニティとなっています。
UBM支部会では毎月、学長の北原孝彦が、全国に展開する支部のどこかへ直接足を運び、現地にて登壇を行います。
北原が登壇する様子は、オンラインを通じて全国の各会場へリアルタイムで中継。日本中のメンバーが同じ時間に、同じ学びを共有できるのが、全国支部会の特徴です。
今月、北原が足を運んだのは、大分支部です。

10年後に「大切な人」を守れる人生になっている人と、そうではない人。この差はどこから生まれるのか。
その答えは、自分自身の「何のために生きるのか」という目的意識と、日々の目標が愚直にひも付いているかどうかにあります。
浅く広く繋がるのではなく、大切な人を守るための「拠点」を足元から固めていくこと。当日の講義から、今日という1日を未来へ繋げ、右肩上がりに「富」を積み上げていくための考え方をお届けします。
(取材・撮影・文:今村優里)
10年後、20年後の世界を分ける、生き方の基準

今日のお話は、事業をやっている方はもちろん、やっていない方にとっても、人生が必ず積み上がるようになる大切な話です。
ここができている人とできていない人とでは、10年後、20年後の世界がまるっきり変わってしまいます。
その世界の違いというのは、単にお金持ちになれるとか、そういうことではありません。
何かがあったときに自分が決めた大切な人たちを守れる人生なのか、残念ながら守れないと感じてしまう人生なのかという、大きな分かれ目になる考え方なんです。
結論から言うと、その分かれ目とは「何のために生きるのか?」という目的意識を持っているかどうか。そして、その生き方に日々の目標をどこまで愚直にひも付け続けられるか。すべてはここにかかっています。
豊かさとは「大切な人に分け与えられる」こと

世の中には、生きているだけで「富」が無意識に積み上がっていく人と、生きていくだけで無意識に「富」が減っていく人がいます。
ここで言う「富」とは、お金があるとか、美味しい大トロが食べられるといった表面的なことではありません。「今日も大切な人たちとごはんを共にする時間が取れる」という、根っこにある豊かさのことなんです。
この「富」を持っている人は、その豊かさを周りの人たちへ分け与えることができます。そして、差し出せるものが増えれば増えるほど、周囲を豊かにできる可能性は広がっていく。
そうやって周りに豊かさを循環させていくからこそ、最終的に自分が「守る」と決めた大切な人たちを本当に守れる人生になっていくんです。
ただ、これは意識せずにできることではありません。
「富」というものは、無意識のままだと生きていくだけで減っていきます。
しかし、その意識が「靴を揃える」のと同じレベルで当たり前の基準値になったとき、人はただ生きているだけで億万長者になれてしまいます。
つまり、右肩上がりに富が積み上がる人生とは、毎日自分の「富」が増えているのか減っているのか、その確認と意識を習慣化することから始まるのです。
全国に浅い繋がりを広げるより、自分が死ぬ土地に強い拠点を築く

ビジネスをやっていると、多くの人が「SNSで全国に広げよう!」と躍起になります「フッ軽(フットワークが軽いこと)」やノマドワーカーといった働き方がよいように捉えられがちですが、僕は、そうは思っていません。
なぜなら、47都道府県に1人ずつ大切なお友達を作るよりも、自分が最期を迎える土地に47人の友達を作った方が圧倒的に強いからです。
70歳、80歳、90歳になって移動力が落ちた瞬間、全国に散らばった友達があなたのいる場所に集まってくれるでしょうか? たぶん違いますよね。
つまり、自分の拠点が強くないと、最後は一気に脆くなってしまうということです。
「何のために生きるのか(どう生きたいか)」という目的と日々の目標が紐付いていないと、起業してお金持ちになれたとしても、そのとき一番好きだった人たちが誰もいなくなっていて、「今、本当に幸せなんだろうか」と悩むことになります。
自分を小さくするマイナス思考を断ち切る「他信」の集め方

「何のために生きるのか分からない」という人は、まず「周りの人を喜ばせる」ことから始めてみてください。
僕自身、小学校5年生から専門学校を出て社会人1年目になるまで、ひどいイジメを受けていました。下駄箱の靴はゴミ箱に捨てられ、机に行けば給食着が隠されている。話せば話すほど状況が悪くなるような、富がひたすら減っていく地獄のような日々でした。
そこから抜け出すために必要だったものが「自信」でした。
自信というのは、自分一人の中で捏ね繰り回して醸成されるものではありません。近くにいるお世話になっている人、親や上司、メンターが喜ぶことを本気で考えて行動してみる。すると相手から「ありがとう!」「すごいじゃん!」という、他者からの信頼(他信)が入ってくるんです。
この「他信」が入れば入るほど、自分の中に「自信」という富のエンジンが搭載されます。
自信がないと、人は自分の存在をどんどん小さくしてしまいます。存在が小さくなると、あらゆる考え方がマイナスに転換され、さらに富を減らしてしまう。
自信とは、すべての富の入り口です。そのエンジンさえ積んでしまえば、あとは勝手に富が増えていくようになります。
「何のために生きるか」と迷ったときの極振りの考え方

もし、「何のために生きるのか」が分からないときは、「どんな死に方をしたら後悔するか?」「どう死にたいか?」という極振りで考えてみてください。
目的意識が高い人というのは、「死に方」から逆算した「生き方」が決まっています。そして、その生き方に対して3年〜5年後の目標があり、1年後、3ヶ月後、1ヶ月後があり、「今日やるべきこと」がすべて分かっている状態なんですよね。
「今日の1日は、未来のどこへ繋げるための大切なパズルの1ピースなのか?」
これが理解できるようになると、ただ生きているだけで富は確実に右肩上がりになっていきます。家庭の中でも、パートナーやお子さんを巻き込んで「おうち目標」を持ち、今日という大切な1日のパズルを積み上げていく。
すべての目標を自分の生き方に紐付けていくことこそが、崩れない人生をつくる本当のロードマップになります。
「何のために生きるか」を決め、今日の1個を積み上げる

この生き方と目標が決まったら、ぜひ人の前で発表してみてください。
会社を経営されている方なら、社員さん一人ひとりに「会社の業績を上げることが、自分の家族や人生の豊かさにどう直結するのか」をひも付けられるよう導きながら、宣言できる場を作ってあげてください。
そうすると、「家族を豊かにするためににここでもっと頑張ろう」というモチベーションに変わります。まずは経営者であるあなた自身が、その発表の場を自ら作ってみてください。
最初は上手く言えなくても全く問題ありません。何度も何度も人前で言葉にしていくうちに、「この言葉じゃないな」「この表現の方がしっくりくるな」と、生きざまに沿った言葉へと洗練されていきます。
富が減り続ける生き方は、本当にしんどいです。でも、富が増えていく生き方は、心の中からどこまでも元気でいられます。
まずは「何のために生きるのか」という目的意識を明確にし、そこから今日できるたった1個の目標を積み上げていく。
このルールを知って生き方が上手くなると、自分が守れる人たちがどんどん増えていきます。そして将来的に、あなたが守ってきた大切な人たちに、今度は生かしていただけるような人生になっていくはずです。
次回の全国支部会のご案内

UBM支部会は、今後も毎月、全国各地で開催してまいります。
支部会は、UBMの入会状況を問わず、どなたでも無料でご参加いただけます(ご家族やチームメンバーとご一緒に参加される方も多くいらっしゃいます)。
■次回開催概要

開催日: 2026年10月4日(日)
参加費: 無料
参加対象: どなたでも参加可能(会員・非会員問わず)
皆さまとまた、全国の会場でお会いできることを楽しみにしています。
