【開催報告】「拠点」と「伴侶」を決めるところから始まる崩れない生き方│兵庫支部会(2026年8月23日)
2026年8月23日、ビジネス行動管理大学「UBM」の全国支部会を開催しました。
UBM支部会とは、全国各地に拠点を置くUBMメンバーがリアルの場に集まり、共に学び、実践を報告し合う「研鑽と交流の場」です。 UBM会員・非会員を問わず、どなたでも無料で参加いただけるオープンなコミュニティとなっています。
UBM支部会では毎月、学長の北原孝彦が、全国に展開する支部のどこかへ直接足を運び、現地にて登壇を行います。
北原が登壇する様子は、オンラインを通じて全国の各会場へリアルタイムで中継。日本中のメンバーが同じ時間に、同じ学びを共有できるのが、全国支部会の特徴です。
今月、北原が足を運んだのは、兵庫支部です。

頑張っているのに成果が出ない人と、特別なスキルがなくても信頼を集めていく人。この決定的な差は、どこから生まれるのでしょうか。
その答えは、人間関係や社会の中に存在する「目に見えないルール(オフサイド)」を知っているかどうかにあります。
多くの人が「信頼できる人」を求めて外へ外へと迷走し、積み上げてきたものをリセットしてしまう中で、本当に崩れない人生を築く人は、まったく逆の選択をしています。
「誰と生きるのか(伴侶)」、そして「どこで生きるのか(拠点)」。
当日の講義内容から、 人生と事業の土台を足元から固め、右肩上がりに富と信頼を積み上げていくための考え方について、お届けします。
(取材・撮影・文:今村優里)
右肩上がりに富が積みあがる崩れない人生へシフトするために

世の中には、どれほど勉強を頑張っても、特別な技術を磨いても、それを社会に提供できないまま手が止まり、しんどい状態になってしまう人がいます。
その一方で、特別なスキルや高い学歴を持っていなくても、事業も人生もどんどん広がっていく人がいます。
この違いがどこから生まれるのかというと、人間関係の普遍的なルール、つまり世の中の「オフサイド」を知っているかどうか、ただそれだけなんです。
サッカーでは、どれほど強力なキック力を持っていても、「オフサイド」という基本ルールを知らなければファウルを繰り返して、試合になりません。ビジネスや人生もまったく一緒です。
多くの方が「ハンドをしてはいけない(人のものを取っちゃいけない、法律を破ってはいけない)」という分かりやすいルールは分かっていても、世の中の「オフサイド」を知らないから、途中で急にしんどくなっちゃうんです。
その例が、「信頼できる人を追いかけ回す」という生き方です。
多くの方が「私のことを裏切らない人はどこにいるんだろう」と“信頼できる人”を探しています。
そして、相手の裏側が見えない状態で勝手に信頼し、相手の表現がちょっと変わった瞬間に勝手に傷ついて、また次の「本当に裏切らない人」を探して別のところへ行ってしまう。
そのたびに積み上げてきたものがリセットされ、それを何十年も繰り返してしまうんです。
そうして「自分に信頼を集める人生」ではなく、「信頼できる人を追いかけ回す人生」になってしまうんですね。
私たちがするべきことは「信頼できる人を探す」のではなく、「自分を信頼してくれる人に向き合う」ことです。
追いかけるのをやめて、自分のところに来てくださった人に対して、できることを増やしていく。
このルールにシフトすることこそが、右肩上がりに富が積み上がる崩れない人生への一歩になります。
生きる土地と伴侶を決める

「自分を信頼してくれる人に向き合う」と決めたとき、次に決めるべき大切なことが「どこで生き、誰と生きるのか」というセットアップです。
よく“フッ軽さん”とか“ノマドワーカーさん”のように、拠点を作らずにいろんな旅行先で仕事が成り立つスタイルがありますよね。それ自体はすごくアクティブで素敵なことだと思います。
ですが、日本全国に分散した仲間しかいないと、自分が年齢を重ねて体が動かなくなってきたときに、タッグを組める仲間が自分の足元にいなくなってしまいます。
だからこそ、私は「どこの土地で死ぬのか、どこの土地で生きるのか」を最初に決めることをものすごく大事にしています。
そして、土地を決める前に絶対に決めておかなければいけないのが、「誰と生きるのか」、つまり「伴侶」の存在なんです。
ご家庭であれば奥様やご主人ですし、ビジネスであれば一緒に会社を作っていく取締役や役員メンバーのことですね。
自分の拠点を作ろうと思ったときに、この「伴侶」と「生きる土地」が同じ場所に入っていないと、どれだけ素晴らしいビジョンがあっても、どこかのタイミングで必ずズレが出てきて決断を迫られる時が来てしまうんです。
例えば、自分が東京にいて、取締役がブラジルにいるとしたらどうでしょうか。会うだけでものすごくお金と時間がかかります。物理的な距離というのは、そのまま心の距離や連携の難しさに直結してしまうんです。
自分の「あの島にも住んでみたい」「あっちも楽しそうだ」という短期的な感情や自分の欲望で意思決定をしていくと、人生の構造はどんどん複雑になって、本当に大切な人たちを守りにくい状態になってしまいます。
死に方を決めて、生き方を決める。
生涯をともにする伴侶と腹をくくって、同じ土地で足元を固めて生きていく。これこそが、あらゆる時代の変化やトラブルが来ても崩れない、一番強いフォーメーションになります。
1+1を「2.5」に変える

信頼してくれる人に向き合い、拠点と伴侶を固めて、原理原則に沿った行動を徹底していくと、周りとの関係性が劇的に変わってきます。
まだ知り合って1ヶ月目のような浅い人間関係だと、どれだけ力を合わせても「1+1=2」にしかなりません。
お互いが原理原則を理解していない状態だと、お互いに足を引っ張り合って「1+1=1.5」になってしまうことすらあります。
ですが、同じ拠点で、同じ考え方、同じ基準値、そして世の中の普遍的な原理原則をみんなで共有していくとどうなるか。
「1+1」が「2.5」になるんですね。この「+0.5」の余白をお互いに分け合い、崩さずに積み上げていくんです。
本当に強い組織や家庭というのは、ずっと平和で円満だったからできたわけではありません。
試練を通して、お互いの背景を深く知ったからこそ、出力の調整ができるようになって維持できるようになります。
知識や原理原則というのは、自分一人だけが上手くいくために使うものではありません。
身近な拠点の中にいるみんなで同じ知識を持ち、同じ方向を向いたとき、一人では絶対に乗り越えられない壁を破る圧倒的な突破力に変わるんです。
あなたはどの土地で、誰と生涯をともに過ごしますか?

人生と事業の土台を固めて、未来へ向かって優しい世界を広げていくために、私たちがやるべきことはシンプルです。
- 伴侶を大切にすること
- 大切にする土地を決めること
- その土地の豊かさを増やすために分け与えること
そして、私たちが一番お金をかけずに分け与えられるものこそが「知識」です。知識というのは自分のためだけに使うものではなく、人に託すためにあります。
ここでひとつ、じゃんけんのルールを思い出してみてください。
私たちは学校や日常生活の中で、いつの間にかじゃんけんのルールを覚えて、当たり前に使っています。
ですが、自分だけがじゃんけんを知っていて、相手がじゃんけんを知らなかったら、じゃんけんは成立しません。
つまり、知識というものは、自分と周りの人たちが「同じ知識を持った瞬間」に、初めて本当の意味で爆発的な力を発揮するんです。
だからこそ、大切な人とは「共に学ぶこと」。そして「共につくること」。そうやって試練を共に乗り越えていったときに、何があっても崩れない本当の仲間になっていきます。
その「共に学ぶ」ための環境として、UBMでは現時点では22の支部会を構え、将来的には全国47都道府県すべてに広げていくことを掲げて活動しています。
あっちへこっちへつまみ食いしながら、自分の感情や欲望で選択肢を無駄に増やして人生を複雑にするのは、もうやめにしませんか。
あなたが心から「大切にする」と決めた伴侶と、あなたがここで「生きていく」と決めた土地で、未来をつくっていくことに、エネルギーを集中させていきましょう。
次回の全国支部会のご案内

UBM支部会は、今後も毎月、全国各地で開催してまいります。
支部会は、UBMの入会状況を問わず、どなたでも無料でご参加いただけます(ご家族やチームメンバーとご一緒に参加される方も多くいらっしゃいます)。
■次回開催概要

開催日: 2026年9月6日(日)
参加費: 無料
参加対象: どなたでも参加可能(会員・非会員問わず)
皆さまとまた、全国の会場でお会いできることを楽しみにしています。
