家庭との両立を叶え、起業コンサル業で成果が上がりました|年商220万円_にしむらかおりさん

「起業したい人を、理想の未来へと導きたい」ーーそう語るにしむらかおりさんは、現在コーチング起業コンサルタントとして活動中。かつては専業主婦からパート勤務を経て、仕事と家庭の両立に苦しんだにしむらさん。迷いや葛藤を乗り越え、起業を決意した時を振り返りながら、心の内を語ってくれました。

にしむらかおりさん
大学卒業後、2009年証券会社に入社。営業先のお客様に「夫婦円満の秘訣」を聞き結婚と同時に実践。新婚3か月で「これってレス?」を体験するも「夫婦円満の秘訣」で3週間で改善。
その後10年専業主婦として過ごすも、毒親出身でも夫婦円満になれた「夫婦円満の秘訣」と「レス解消法」で人の役に立てるのでは?と起業を志す。
2022年起業塾迷子になりながら、ココナラでコーチングを500円で出すも売れず、夫に起業資金を借り「夫婦仲改善コーチング」で起業をする。
2023年30万でコーチングをご契約いただく。その経験から夫婦仲と女性の自立両面からサポートしたいと夫婦仲×起業の方法をお伝えしている。
「意地悪そうな顔してたね」過去のメンターの言葉にショック
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ーー自己紹介と現在の事業を教えてください。
にしむらかおりと申します。コーチング起業コンサルタントとして、単価の低いサービスから卒業し、高単価のコーチになる方法をお伝えしています。
元専業主婦で、現在は三姉妹の母として子育てをしながら、家庭と仕事を両立させています。
ーーUBMに入る前はどのような状況でしたか?
霧の中を手探りで進むような感覚で、自分のキャパシティの120%で走り続け、疲れ果てていました。
一応、当時のメンターのもとで収益化はできていたものの、どこか不安が拭えず、やり方に疑問を感じることも増えていたんです。
闇雲に頑張るのではなく、確かな型に沿って戦略的に進みたい。そして、ずっと1人で頑張ってきたからこそ、同じように挑戦している仲間と支え合える環境がほしい。そんな思いが強くなっていきました。
ーーUBMを知ったきっかけは?
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自分の経験を活かせる場所で事業を構築したい。そして信頼できる環境で学びたい。そう思っていた時に、UBMのYouTubeに出会いました。
動画の中で、事業相談に真摯に向き合う姿や、「求められること、自分が語る資格のあることでビジネスをするべき」という言葉に深く共感し、UBMへの入会を決意しました。
もともとわたしは、以前のメンターのもとで収益化までは達成していました。しかし、心の中には常に違和感がありました。
かつて婚活コーチをしていた頃、自分自身は婚活経験がないのに、本当に人の人生に関わる資格があるのか?という疑問を抱えていました。でも、メンターには『お金になるなら何でもやれ』と言われ、迷いながらも進めるしかなかったんです。
結果的に自分の言葉はお客さまに響かず、互いにズレを感じるばかり。
さらに、収益化後の何気ない雑談の中で、メンターから「佳織さんって、本当に意地悪そうな顔してたよね」と言われた瞬間、ショックのあまり信頼が一気に崩れました。
もっと誠実に、価値のあることを伝えられる場所で、自分の事業を築きたい。そんな想いが募る中で出会ったのが、UBMです。
ここなら迷いなく、まっすぐにビジネスを育てていける。そう確信し、入会を決めました。
娘の夜泣きや指しゃぶり、夫は円形脱毛症…家族の心身は崩壊寸前
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ーー子育てで大変な中、起業したいと思った理由は?
「家庭と仕事を両立する方法」を模索する中で、最終的に起業という選択にたどり着きました。
もともと専業主婦として2人の娘を育てていましたが、社会とのつながりが薄れていると感じ始め、「そろそろ仕事がしたい」という気持ちが出てきました。
そこで長女が年長、次女が年少の頃に資格を取得し、それを生かしてパート勤務を始めたんです。しかし思うように家庭と仕事が両立できず、より柔軟な働き方を模索する中で「自分で仕事をつくる」という道を考えるようになりました。
起業を進める中で三女を妊娠しましたが、妊娠中でも事業で収益化に成功。それが大きな自信につながりました。現在はその経験を活かし、同じように家庭と仕事の両立に悩む方々に向けて、起業支援を行っています。
ーーパートと家庭が両立できなかったのはなぜですか?
わたしが外で働いた分の収入は、そのまま家庭での支出に消えてしまっていたからです。
わたしは最初から起業を考えていたわけではなく、まずは時給1,100円のパートを始めました。土日のみ働き、夫に子どもを預けていたのですが、その間に「ママがいないならマクドナルドに行きたい」と子どもたちが言い出したんです。
それで夫と子どもたちの間で「ママ不在の日=外食&お惣菜購入」というルーティンができてしまいました。
結果、わたしが6~8時間働いて稼いだお金は、土日の間にほとんど使い切られる状態に。どれだけ頑張って働いても、わたしがいない時間分の支出が増えるため、家計はプラスにならず、「何のために働いているのだろう?」と疑問を感じるようになりました。
さらに、夫は子どもを見ることはできても家事までは手が回らず、土日にたまった洗濯物や家事を平日にわたしが片付ける日々。土日が来るたびにこのサイクルが繰り返され、パートを続けることに限界を感じ始めていました。
ーー「限界だ」と感じた決定的な理由は?
家族のメンタル面に大きな影響が出たことです。
パートを続けているうちに、長女は夜泣きが激しくなり、次女は指しゃぶりが治らなくなりました。さらに、夫は円形脱毛症に…。家族全員にストレスの影響が表れるようになったのです。
幼稚園の先生からも「お家で何かありましたか?」と声をかけられ、長女も次女も様子がおかしいと言われる始末。こうまでなると「もうパートを続けるのは無理だ」と感じ、やむを得ず辞めることにしました。
家庭と仕事の両立ができなかったことに落ち込みましたが、SNSを見ると両立させている人もいるわけです。「どうしたらできるのか?」と模索する中で、最終的に起業という道にたどり着きました。
「土日も家にいられるように!」UBMで年商220万円を達成
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ーー家族のメンタル面に弊害が出た時はどう感じましたか?
最初は、家族の問題を他人事のように捉えていました。例えば「夜泣き大変だね」とか「指しゃぶりが治らないね」とか。
そのうち治るだろうと楽観的に考えていたんですが、さすがに夫が円形脱毛症になったとき「これは何かがおかしい」と気づきました。調べてみたところ、家族のこういった症状は全て、ストレスが原因だったんです。
「家族のストレスを作り出していたのはわたしだったんだ」と、ようやく気付きました。家族にとって最も大きなストレスは、わたしが家にいないこと。
だからこそ家族のために、土日も家にいられる仕事をしようと決めました。
ーーUBMに入る前と後で変化はありましたか?
入会前の年商は44万円でしたが、今では220万円にまで増えました。それだけではなく、仕事に対する考え方や取り組み方が根本的に変わりました。
以前は一匹狼で起業していたこともあり、自分の気分や体調に左右されていました。調子が良ければ全力で頑張れるのに、体調が悪いとすぐに疲れてしまい、モチベーションも持続しませんでした。
その結果、頑張った月もあれば、まったく動けなかった月もあったりと、大きな波を自分で作り出していたんです。
UBMに入ってからは、そのような波が減り、ほぼ安定しています。もちろん今でも波はありますが、仲間が頑張っている姿を見ると自分も励まされ、心の支えとなっています。
仲間の存在が、わたしにとって大きな原動力です。
ーーUBMで変われた理由は何だと思いますか?
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安定して同じことを続ける技術を身につけたからだと思います。それまでは波が大きく、またコンセプトをコロコロ変えてしまう癖がありました。
結果として、お客さまへの混乱を招くことが多かったです。でもUBMに参加してからは、一貫性を持って筋が通った発信ができるようになりました。ここまで来れたのは、本当に(大田)じゅりさんのご指導のおかげです。
ーーUBMに入らなかったら、今頃どうなっていたと思いますか?
正直あまり想像したくないんですが…(苦笑)。おそらく以前やっていた夫婦関係のコーチングを、今も続けていたと思います。そして北原さんのおっしゃる「お客さまに殺されるフェーズ」を、ずっと繰り返していたでしょう。
お客さまが増えるのはありがたいことですが、対応に追われ、他の人に仕事を振れずに自分一人で全てを抱え込んで、疲れ果てていたと思います。
ーーUBMでの、特に大きな学びは何でしたか?
「周りに頼っていいんだ」ということ、そして周りを見られるようになったことです。
それまでは自分のことだけを考えていたので、他者の視点に気づけなかった気がします。講師の方のグループコンサルでは、さまざまな方の意見や悩みを聞けるので「みんな、こんなに悩んでいるんだな」と、衝撃的でした。
ーーUBMをどう活用しましたか?
勉強会や合宿は、他の方々の質問や話を聞ける貴重な機会です。
「この方はあそこでつまづいているんだな」「同じフェーズを通ってきたわたしなら、こうアドバイスするだろうな」などと考えたり。
自分より進んでいる方の悩みなら、「わたしもいずれ同じところでつまずくかもしれない」と身が引き締まります。わたしは起業コンサルタントとしてこういった視点を活かし、日々の活動に役立てています。
パートを辞められなかった自分へ。「一歩踏み出せば大丈夫!」
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ーー悩んでいた時期と比べ、現在の状況は?
以前と比べて大きく改善されています。今は家で仕事をしているので、子どもたちが帰宅した際にママがいる状態。それだけでも、心の安定を感じているようです。
特に子どもの指しゃぶりが治ったり、心のケアが進んだりしたことは大きな変化だと思います。また、子どもたちが学校に行っている間に自分の仕事や勉強、集客活動などに注力でき、家族と過ごす時間をめいっぱい楽しめるようになりました。
夫の円形脱毛症も少しずつ回復しており、距離感をうまく保てるようになってきたと感じています。もともと起業に反対していた夫ですが、今は子どもたちと過ごす時間を増やし、わたしがいない間もサポートしてくれるようになり、事業にも理解を示してくれています。
ーーUBMに入る前の自分に声をかけるとしたら?
「楽になるから早くパートを辞めて、自分の事業にチャレンジした方がいい」と伝えたいです。その頃はお金のためにパートを続けるか、家庭を優先するかで非常に悩みながらも、決断ができずにいました。
長い間専業主婦だったせいで仕事への不安や抵抗感が大きく、さらに20社以上に履歴書を送っても全く受からなかったんです。
やっと受かったパートなので「これで辞めたら次がない!」と、なかなか踏ん切りがつかない状態でした。だからあの時「数万円のパート代すら手放したくない」と思っていた自分に、「一歩踏み出せば大丈夫だよ」と言いたいです。
理想の未来や叶えたい夢がある人を、全力でサポートしたい
ーー過去のにしむらさんのような一匹狼の起業家に伝えたいことは?
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「UBMでは孤独じゃない。みんなと一緒に安心して頑張れる環境があるよ」という言葉です。今でこそ本当に楽しいと感じながら事業をしていますが、以前はすごく苦しい時期がありました。
インスタライブをやっても誰も来ないし、セミナーをやっても誰も来ない。そんな状況が10ヶ月も続いていたので。辛かった10ヶ月を乗り越えたからこそ、今は仲間がいて応援してくれる環境が整い、すごく楽になったと実感しています。
ーー今後の展望を聞かせてください。
お客さまを理想の未来に導くこと、叶えたい夢を実現できるよう手助けをすることです。
わたし自身に特に大きな夢があるわけではありませんが、周りの起業を目指す方々は、誰もが大きな夢を持っています。
一例を挙げると「自分が毒親の元で育った経験を活かして、放置子のための支援の場を作りたい」という方や「ママたちをサポートするため、一時預かりの場所を作りたい」という夢を持つ方。
そういった方々がしっかりと稼げるよう、サポートしていけたらと思います。
講師からのメッセージ
大田講師からにしむらさんへのメッセージ動画です。パワーと行動力に溢れてエネルギッシュなにしむらさんの姿は、同じママ起業家たちの希望の光そのものです。(2分05秒)