【開催報告】成果が出ないのは才能のせいじゃない。│広島支部会(2026年7月18日)
2026年7月18日、ビジネス行動管理大学「UBM」の全国支部会を開催しました。
UBM支部会とは、全国各地に拠点を置くUBMメンバーがリアルの場に集まり、共に学び、実践を報告し合う「研鑽と交流の場」です。 UBM会員・非会員を問わず、どなたでも無料で参加いただけるオープンなコミュニティとなっています。

UBM支部会では毎月、学長の北原孝彦が、全国に展開する支部のどこかへ直接足を運び、現地にて登壇を行います。
北原が登壇する様子は、オンラインを通じて全国の各会場へリアルタイムで中継。日本中のメンバーが同じ時間に、同じ学びを共有できるのが、全国支部会の特徴です。
今月、北原が足を運んだのは、広島支部です。 北原が語ったのは「一生懸命に努力しているのに成果が出ない原因」と「正しい頑張り方」についてでした。
なぜ、知識やスキルを愚直に磨くことが、逆に自分をすり減らしてしまうのか。 一人ひとりが、これまでの自分の努力や生き方を振り返るきっかけになった講義の一部を、レポートします。
(取材・撮影・文:今村優里)
あなたは「頑張り方」を間違えていないか?

一生懸命に、勉強や練習を重ねているのに、なぜか思うような成果が出ない。そんな時、「もっと努力が必要だ」とか「能力が足りない」と言われがちですが、そんなことはありません。
原因は、才能の有無ではなく、「頑張り方」そのものを間違えてしまっているという構造的な問題にあります。
頑張り方を間違えてしまうと、健康を崩しながら必死に走ったり、周りからの信頼を削りながら突き進むことになってしまいます。
どれだけ大量の作業をハイスピードでこなしても、売り上げや成果の規模は変わらないし、一向に楽になっていかない。しまいには、心や体が病気になってしまうことだってあるわけです。
だからこそ、やみくもに汗をかいて「頑張る」のではなく、世の中の構造や原理原則を理解して「正しい頑張り方」を選択してほしいんです。
正しく頑張ることさえできれば、あなたの努力はちゃんと積み上がって、人生は確実に豊かになっていきます。
では、その「正しい頑張り方」とは一体何なのか?
それは、孤独に汗をかくことでも、完璧なスキルを身につけることでもありません。
「人と繋がり、今あるものを最大限に使って、崩れない信頼を積み上げていくこと」。つまり、世の中の構造と原理原則にそって、努力のベクトルを正しく合わせることです。
奪う側から与える側へ

これまで本当にたくさんの方を見てきて確信していることがあります。成果を出し続けて、人生がどんどん豊かになっていく人たちには、ある共通点があるんです。
それは、例外なく「元気」だということ。
その「元気」って一体どこから来るのか? 多くの人は、周りからの反応や成果といった「外側」から元気を貰おうとします。でも、本当の元気というのは、自分の中に「太陽」を持つことなんです。
太陽の中心部では、絶えず爆発のような反応が起こり続けていますよね。一説には、あと40億年もその状態が続くと言われています。
何を言いたいかというと、成果を出す人は外の環境に左右されるのではなく、太陽のように自分の中から「これ試してみたい!」「面白そう!」という好奇心を絶え間なく爆発させているんです。
成果を出し続ける人のエネルギーって、まさにこれなんです。
「失敗したらどうしよう」「恥ずかしい思いをしたら嫌だな」と周りの目におびえている人は、自分の感情の主導権を他人に渡してしまっています。他人の反応で自分の感情を決めるのは、もうやめましょう。
「自分は傷つかない」と心に決め、自分の感情の主導権をしっかり握る。そして子どもの頃のように、純粋な好奇心のまま突き進んでいく。
その出力を取り戻し、外側から元気をもらう側ではなく、周りに元気を与えられる人を増やしていくことこそが、私が行っている教育です。
「未完成なもの」だからこそ人は集まる

そして、うまくいかない人ほど、なぜか「完璧な準備」をしたがります。
一生懸命にスキルや知識をインプットして、完璧なマニュアルや仕組みを作り込んでから、最後にお客さんを集めようとする。でも、この順番が完全に逆なんです。
原理原則に沿った「正しい頑張り方」は、先に「人と繋がること」です。
まず人と会い、仲良くなり、一緒に集まる場を作る。そうして「人が集まっちゃったから頑張らなきゃ!」と必要に迫られてから、後付けでスキルや知識を必死につけていく。 この順番だからこそ、人は最短で成長できるし、集客に困ることもなくなります。
それに、最初から文句のつけようがない完璧なものを用意する必要なんてありません。
最初から完璧なものよりも、ちょっと未完成なものの方が「ここもうちょっとこうしよう!」と、周りの人が関われる“余白”が生まれます。その結果として、人と深く繋がることができるんです。
実際、私の講演スライドだって、ノートのメモ書きをそのままコピーペーストして持ってくるだけです。そうすると、周りの優秀な仲間たちが勝手に画像をつけて整えてくれたりするわけです。
箱(店舗や完璧なツール)を用意してそこに人を閉じ込めるのではなく、まず人と仲良くなって、未完成な行間を一緒に作っていく。
この「人を先に巻き込む余白」を作ることこそが、自分の人生を豊かにしてくれる「正しい頑張り方」だと思っています。
顔も知らぬ誰かではなく身近な人へのお手伝いから

あらためてお伝えしたいのは、「頑張る」とは「今ないものを求めて、お金や時間をすり減らすこと」ではないということです。
顔もわからないまだ見ぬ誰かへ向けるのではなく、いま自分の近くにいてくれる人に対して、今あるものや環境を最大限に使って、まずは小さなお手伝いから始めてみてください。
大切なのは、「減らさないから、積み上がる」という原理原則です。
- できることを、目の前の人に今すぐやってあげる
- 1人ぼっちを作らない(まずは一緒にご飯を食べることから)
- 大切な人とは垣根なく共に学び、共に作る
ここに特別なテクニックなんて一切いりません。こうした当たり前の原理原則を、息を吸って吐くように毎日重ねていく。
ルールや法律を破って自分から信頼を崩しさえしなければ、時間が経つとともに、富も成果も勝手に積み上がっていきます。
今まで学校の成績がどうだったとか、過去にどんな失敗をしてきたなんて、これからの人生に一切関係ありません。大事なのは「今日これから」です。
間違った頑張り方をやめて、熱い好奇心の太陽を燃やすこと。そして、未完成な自分を恐れずに、目の前にいる一人ひとりに自分から手を差し伸べる側になりましょう。
次回の全国支部会のご案内

UBM支部会は、今後も毎月、全国各地で開催してまいります。
支部会は、UBMの入会状況を問わず、どなたでも無料でご参加いただけます(ご家族やチームメンバーとご一緒に参加される方も多くいらっしゃいます)。
■次回開催概要

開催日: 2026年8月23日(日)
参加費: 無料
参加対象: どなたでも参加可能(会員・非会員問わず)
皆さまとまた、全国の会場でお会いできることを楽しみにしています。


